
3/25のアップデート( ver. 7.1.0 )で、rekordboxに革命が起こった。
な、なんと!
AppleMusicの曲が使えるようになったのです!(ルルリ)

毎月1000円払えば、最新楽曲も、手を出しづらかったサウンドトラック音源も流し放題!
DJの敷居が過去一レベルで下がったと言って、いいと思う。
とはいえ、CUE打ちの関係で未だにver. 5を使い続けているDJがいるのも事実。
あとシンプルに「ライブラリぐちゃぐちゃになりそうで怖いな~」って思ってるDJもいそう。
そういう人たちに対して、ver. 7.1.0は実際どうなのか、互換性はどうなのか、そういうのを雑に解説する。
雑にね。
この記事では以後、rekordbox ver. 7.1.0のことを「rekordbox 7」と呼ぶ。
目次だよ
メチャ雑な概要
2025/3/25にレコボの最新版がでたよー
rekordbox ver. 7.1.0っていうらしいよー
ハードウェアアンロック機(DDJ-400とか)あれば、レコボのフリープランでAppleMusicの曲使えるよー
最新版のレコボは以下のURLでDLできます♪
https://rekordbox.com/ja/download
rekordbox 7の仕様について
共存できる
まず大前提として、rekordboxのver. 5、6、7は共存できる。
つまり、1つのパソコンの中に
「rekordbox 5」
「rekordbox 6」
「rekordbox 7」
という3つのソフトが入っている状況にできるということ。

↑こういうこと↑
具体的にいえば、
ローカル環境で安全にDJしたい場合は「rekordbox 5」、
まだ買っていない音源でセトリ組んだり色々試したい場合は「rekordbox 7」、
みたいな分け方が可能ということ。
ただ、僕の結論としては、rekordbox 7に完全移行で問題ないと思ってる。
だってrekordbox 7でもローカル環境の音源使えるし。
rekordbox 6から色々引き継げる
- CUE
- タグ情報
- プレイリスト
- 設定(キーボードショートカットとか)
この辺りの情報はrekordbox 7をインストールして初回起動した時点で、rekordbox 6から勝手に引き継いでくれていた。
というか、レコボ6とレコボ7って同じデータベース見てるっぽい。
rekordbox 5からrekordbox 6への移行が大変だったから、非常にありがたいことだ。
ちなみに、引き継いでいることを確認してからrekordbox 6をアンインストールしたけど、rekordbox 7は情報そのまま残っていた。
シンプルな環境が良いって人も安心。
AppleMusic連携
本題のAppleMusic連携。

画面左端にある、赤背景に白音符のアイコンを押すと、AppleMusic選曲の画面に遷移する。
補足で、rekordbox 7の初回起動時はサブブラウザが出てうざいので閉じちゃったほうがいいと思う。
初回はGoogleとかのブラウザが開いて、AppleIDのサインイン要求があった(画像なし)
まぁ、その辺りは皆なんとかなるっしょ。
で、連携できた後の画面はこんな感じ。

今更だけど、レコボのサブスクプランには入らなくても使える。
どういうことかというと、
DDJ-400+rekordbox7(フリープラン)+AppleMusic(サブスク)
で、DJが完結する、ということ。
曲の再生
曲を流す場合は、
- AppleMusic配下のSearchを選択
- 遷移した画面で、通常のレコボ同様に曲名やキーワードを入力し検索。
- 検索結果が表示されたら、任意の曲をデッキに読み込ませて再生

といった感じ。
ちなみに、曲数が多すぎる場合は、大体25曲単位で検索される。
で、スクロールするとドンドン再検索されて、最大100曲まで表示される仕様みたい。
レコボのプレイリストについて

ローカルの音源と同じように、AppleMusicの音源もプレイリストに追加できる。
つまり、「SSDに入っている音源」と「AppleMusicの音源」が混ざったプレイリストを作ることが可能。
曲が同じでも別ファイルとして扱われるっぽい。

AppleMusicの音源は左端のアトリビュート欄に、AppleMusicアイコンが付くから区別しやすい。
また、プレイリストにAppleMusicの音源を入れると、コメントをつけたり、トラックタイトルを変えたりできる。
AppleMusicのプレイリストについて
ややこしいんだけど、AppleMusicにもプレイリストがある。
これも共有可能。
具体的には…
- iPhoneのAppleMusicアプリで「跳びポ」のプレイリストを見つける。
- 自分のプレイリストに追加する。
- rekordbox内のAppleMusicプレイリストに「跳びポ」のプレイリストが反映される
みたいなことが可能。

↑知らん人の作ったプレイリストを追加すると…

↑勝手にレコボに反映される
ということで、
毎クールごとにアニソンのプレイリスト作ってる人いたら、教えてください。プレイリスト作るのってダルいし(え?)
一応、AppleMusicプレイリストでCUE打ちは全然可能。
だけど、個人的にはレコボのプレイリストに持っていくのが良いかもなーとは思ってる。
AppleMusicに配信されてない跳びポの曲とかも普通にあるし。
AppleMusic連携のメリット
- PCのストレージを気にしなくてよくなる
→SSD1TBもいらなくなった。256GBでマジで余裕。 - 経済的に楽になる
→毎月5000円くらい曲買ってたのが1000円のサブスクで一撃解決された。 - プレイリスト共有が実質的に音源共有になる
→「この曲たち、よかったよん」って共有されたプレイリストがそのまま武器になってエグい
AppleMusic連携のデメリット
- AppleMusic音源を使うと、レコボの録音機能は使えない
→でも、オーディオインターフェースのループバック機能使えば問題なし - インターネット回線がないと曲が使えない
→大体の現場にDJVJ用のフリーWi-Fi用意されてる。
あと、楽天モバイルのスマホテザリングで問題なく曲を読み込めた。 - デッキに読み込んでからBPM解析に時間かかる
→即興には向かないって割り切っちゃう。
事前にCD取り込んでCUE打って~と同じノリで使うのが良さそう。 - USBにエクスポートはできない
→PCDJの特権と考えちゃおう♪(それでええん?) - HOTCUEとかラグありそう
→要検証。自宅環境だとローカル音源と変わらずラスサビとか飛べたけど… - EDITモードで使えない
→TVsizeの手作りは、ちゃんと購入した音源じゃないと無理(アニソン原曲DJ向け)
まとめ
rekordbox 7のAppleMusic連携は現状お得でしかないから、DJは絶対導入したほうが良い。
断言しちゃう。
だってデメリット書いたけど、どれも解決策あるし(精神論とかあるけど)。
今までだと
家で選曲cue打ちして、2,3曲被り出たらmoraで買ってitunes入れてレコボで読み込んで~
としてたのが
家で選曲cue打ちして、2,3曲被り出たらAppleMusicから引っ張る。
なんなら候補曲を別のプレイリストにごそっと入れとく
みたいな運用ができそうで、非常にありがたい。
今後は所持してる曲数とかじゃなくて、音源のレアさとかリクエスト曲をAppleMusicから引っ張ってくる柔軟性みたいなスキルが求められてくるのかも、なぁ~、とか思った。
ま、そこは僕じゃなくDJ論とか好きな人がワイワイTwitterで議論すればいいんじゃないっすかね。
それでは