【逆張りじゃない】ドラム式洗濯機の正解はヒーター式

【逆張りじゃない】ドラム式洗濯機の正解はヒーター式

ご存じの通り、僕は非常にズボラで面倒くさがりな人間だ。

ロボット掃除機が毎朝動き、皿洗いは食洗機に丸投げ状態。

そうなると、洗濯物を干す作業も機械さんにお願いしたいわけで…。

ということで最近、本格的にドラム式洗濯機を調べていた。

ぶっちゃけ、パチンコで運よく儲かったので、意味もなく散財したかったのだ。

カツアゲされる前に使い切りたい

で、調べ始めてすぐに出てきたのが、

ヒートポンプ式vsヒーター式

という問題。

ネットで検索すると、ほぼヒートポンプ式一択みたいな空気になっている。

  • 電気代が安く、省エネ。
  • 衣類が傷みにくい。
  • 乾燥も速い。

うーん、確かに強いかも。

…と、僕も最初は何も考えずヒートポンプ式を買うつもりだった。

だけど、価格とか修理代とか洗濯頻度まで含めて計算していくと、

となった。

別に逆張りしたいわけじゃない。

結論を先に伝えると、最終的に僕はヒーター式のドラム式洗濯機を買った。

単純に僕の使い方では「ヒートポンプ式の恩恵があまり無かった」のだ。

世間ではヒートポンプ式が圧倒的に優勢

まず、両者の違いを超~~~ざっくり整理する。

ヒートポンプ式

  • 電気代が安い
  • 低温乾燥で衣類が傷みにくい
  • 乾燥が比較的速い
  • 本体価格が高い
  • 構造が複雑

ヒーター式

  • 電気代が高い
  • 高温になる機種では衣類が傷みやすい
  • 乾燥時間は長くなりがち
  • 本体価格が安い
  • 乾燥機構が比較的単純

スペックだけを眺めればヒートポンプ式が強い。

というか価格以外は普通に上位っぽく見える。

実際、パナソニックの現行機種を見ても、洗濯から乾燥までの電気代目安はヒートポンプ式の方がかなり安い。

-参考-(Panasonicの電気代比較ページ)

だから、

という記事が大量発生するのは非常に分かる。

でも僕には、その「オススメ」の前提条件が抜け落ちているように思えた。

洗濯頻度が高くないと成り立たなくない?

という話。

僕は週3回しか洗濯しない

僕の洗濯頻度は週3回くらい。

一人暮らしなので、毎日洗濯機を回す必要がない。

そこで仮に、

として計算してみる。

1回の差額は40円。

週3回なら、

年間差額は、6,240円

10年間使って、62,400円

いや、もちろん6万円は大金。

でも、本体の価格差が10万円以上あるなら話は変わってくる。

仮にヒートポンプ式がヒーター式より10万円高かった場合、電気代だけで元を取るには約16年かかる。

16年も使ってたら、その頃には洗濯機の方から、

とか言われているはず。

つまり僕の場合、

ヒートポンプ最大のメリットである電気代の安さを活かせるほど洗濯しない。

ここが大きいわけ。

電気代が安いからお得ってホント?

つまり、僕が違和感あるなーと思っているのは、家電量販店の比較でありがちな、

「本体は高いけど、電気代が安いので長期的にはお得です♪」

という説明。

いや。

という話なんだ。

年間365回毎日使う家庭と、年間200回も使わない一人暮らしで、同じ結論になるわけがない。

ヒートポンプ式が省エネなのは事実。

ただし、

これを失念してる人が多いんじゃないかなーと思った。

で、週3回程度の僕には、省エネの恩恵があまりなかったというわけ。

さらに怖いのが高額修理

それと、僕がヒートポンプ式を避けたくなった最大の理由がこれ。

修 理 代

例えば、シャープが公開しているドラム式洗濯乾燥機の修理料金を見てみよう。

-参考-(SHARPの出張修理の概算金額)

乾燥不良の場合、ヒーター乾燥の乾燥機能部品などの交換は約29,000円~。

一方、購入から3年以上経過した状態でヒートポンプユニット交換になると、約73,000円~となっている。

最低価格の差がデカすぎる。

せっかく高いヒートポンプ式のドラム式洗濯機を買っても、

ある日突然、

「部品壊れたから7万円追加でかかるよー」

と言われる未来。

嫌すぎる。

もちろんヒーター式だって壊れる。

というか、ドラム式洗濯機自体が複雑な家電なので、「ヒーター式を買えば永久機関です」なんて話ではない。

とはいえヒートポンプ式には、それらに加えてコンプレッサー、熱交換器、冷媒回路などが存在する。

僕の感覚としては、

となってるわけだ。

壊れた時のダメージまで含めて、どちらが安定しているか。

僕は、この点に関してヒーター式に軍配が上がると考えている。

ヒーター式って服が縮むんでしょ?

ここまでならヒーター式でほぼ決まりなんだけど、1つよく言われる問題がある。

衣類へのダメージ。

「ヒーター式は高温だから服が縮む。だから低温のヒートポンプ式の方が衣類に優しい」

という、よく聞くやつ。

確かに、高温乾燥は衣類への負担が大きい。

ただ、ここで1つ

という疑問が出てきた。。

縮みやすいのは、綿・麻・ウールなどの天然素材。

こういった素材は熱や水分によって繊維の状態が変わるので、ヒーター式だろうとヒートポンプ式だろうと縮む可能性がある。

ヒートポンプなら安心安全というわけじゃない。

なんなら乾燥機を使わず天日干ししたところで、素材や干し方によっては縮んだり、紫外線で生地が傷んだりする。

そうなると、

「服が縮むのが怖いからヒートポンプ式を買おう」

というのは、ちょっと違う気がする

本気で衣類の縮みを避けたいなら、見るべきなのは洗濯機の乾燥方式より、その服が乾燥に向いている素材なのかだと思う。

乾燥機に毎回そのまま放り込みたいなら、最初から乾燥に強い化学繊維や、乾燥機対応を明記した衣類を選ぶべきなのかなと。

洗濯機側に数万円追加して、

「この洗濯機なら僕の繊細な天然素材たちを全部守ってくれるはず……!」

な~んて変な期待をするより、衣類側を乾燥機に合わせた方がよっぽど確実だと思う。

ということで僕の場合は、衣類の縮みを理由にヒートポンプ式を選ぶ必要もなかった。

乾燥方式を気にする前に、乾燥機に何を突っ込むのかを気にした方がいい。

お気に入りの服を子供服に加工したくないなら、そもそも乾燥機に入れるなという結論になったのだ。

乾燥時間?朝までに乾けばいい

ヒートポンプ式は乾燥速度がとっても優秀。

比べてヒーター式は乾燥時間が長くなりがち。

これも事実。

でも僕の場合、

乾 け ば
な ん で も
い い

夜に洗濯機を回して、朝起きた時に乾いていればいい。

30分で乾こうが3時間で乾こうが、その間寝てるのでマジで関係ない。

「あと20分……頑張れ……!」

とか応援するわけないだろ。

グースカピーだ。

だから乾燥速度の違いに、それほど価値を感じない。

仕上がりについても同じ。

タオルを高級ホテル並みにフワッフワにしたいとか、シャツのシワを極限まで減らしたいとか、そういう要求もない。

僕が乾燥機に課しているKPIは1つ。

勝手に洗濯して、勝手に乾かしておいてくれること

以上。

ヒートポンプ式のメリットを整理

ヒートポンプ式がヒーター式に勝っている点を整理するとこうなった。

電気代

週3回だから年間の差額は数千円。

本体価格差を回収する前に洗濯機が寿命を迎える可能性が高い。

衣類の傷み

天然素材は、乾燥方法が何にしろ縮む。

だから、縮みにくい素材の服を買う。

乾燥速度

寝てる間に乾けばいいから、どーでもいい。

仕上がりの良さ

乾けばいい。


うーん、……。

整理した結果、そうなった。

ヒートポンプ式が悪いわけではない

念のため。

ヒートポンプ式自体は普通に優秀。

毎日、何度も洗濯乾燥する家庭なら電気代が積み重なる。

家族が多くて一日に何回も回すなら、高い金額を出す価値があるかも。

他にも、

  • 乾燥時間を短くしたい。
  • 室温上昇を抑えたい。
  • 衣類へのダメージを、できる限り減らしたい。

そういう人ならヒートポンプ式を選ぶ意味は大きい。

だから、

ヒートポンプ式よりヒーター式の方が優れた方式だ

↑と言いたいわけではない。

記事タイトルで「正解はヒーター式」と書いたけど、正確には、

という話。

そこを無視して全人類にヒーター式をオススメしだしたら、ただのヒーター式原理主義者になってしまう。

高性能より必要十分

家電を調べていると、どうしても上位モデルが欲しくなる。

電気代が安い。

機能が多い。

スマホ連携。

自動投入。

AIセンサー。

全部ある方が、な~~~んか良さそうに見える。

でも、その機能を本当に使うのかは別問題だ。

僕の場合は週3回洗濯して、

洗って、

乾かして、

できれば壊れず長く動いてくれればいい。

だったら、高性能なヒートポンプ式を買ってその能力の大半を眠らせておくより、

今のところそう考えている。

最終的にSHARP ES-7S2を購入した

ということで散々悩んだ結果、本当にヒーター式を買った。

買っちゃった

購入したのは、

SHARP ES-7S2

というドラム式洗濯乾燥機。

スペックはこんな感じ。

  • 洗濯・脱水容量:7kg
  • 乾燥容量:3.5kg
  • 乾燥方式:ヒーターセンサー乾燥(水冷除湿)
  • 無排気乾燥
  • 洗濯~乾燥:約170分
  • 洗濯~乾燥時の消費電力量:1,600Wh
  • プラズマクラスター除菌乾燥
  • プラズマクラスター除菌・消臭コース
  • プラズマクラスター槽クリーンコース
  • 乾燥ダクト自動お掃除
  • 洗濯槽自動お掃除

僕が欲しかった条件にかなり近い。

ヒーター式。

水冷除湿。

無排気。

洗って乾く。

以上。

洗濯から乾燥まで約170分かかるけど、前述した通り僕は乾燥時間をほぼ気にしていない。

3時間弱かかろうが、その間はグースカピーだ。

乾燥容量も3.5kgなので、最新の大型ヒートポンプ式と比べればかなり小さい。

ただ僕は一人暮らしで洗濯も週3回程度。

僕の用途では十分と判断した。

16万円の洗濯機を6万円で買えた

そして最終的にこの機種を選んだ最大の理由。

購入した家電量販店で提示されていた本体価格は16万円。

だったんだけど、販売員に値引き交渉したり店頭での光回線の乗り換えを組み合わせた結果、

買い物上手でご満悦な僕

しかも5年保証付きで。

僕が一番嫌がっていた、

高い洗濯機を買った直後に壊れて、さらに高額修理を食らう

というダブルパンチも、少なくとも5年間はある程度警戒しなくて済む。

非常に良い。

僕の正解はやっぱりヒーター式だった

ということで、

「ヒートポンプ式とヒーター式、どっちを買う?」

から始まった今回の洗濯機選び。

最終的には、

SHARP ES-7S2を6万円、5年保証付きで購入

というところに着地した。

ネットでドラム式洗濯機を調べると、とにかくヒートポンプ式が強い。

省エネ。

低温乾燥。

高速乾燥。

確かに全部正しい。

でも万人に対しての正解ではないと改めて思う。

やっぱりこれは逆張りではない。

自分の使用頻度と必要な性能を確認して、値段を見て、故障した時のことまで考えた。

その結果がヒーター式だっただけ。

高性能なものを買うことが正解なんじゃない。

……というもっともらしい結論を書いているけど、最終的に16万円の洗濯機が6万円になった瞬間、

「もうこれでよくね?」

となったのも否定できない。

人間の意思決定なんてそんなもん。

リコリス・リコイル
ブルーロック
無職転生
みんなありがとう

おしまい。